・家事を効率よくこなしたい
・家事をもっと楽にしたい
・家事シェアが気になっている
そんな方にオススメの記事です!
この記事では家事の効率を上げるための方法や、話題の家事シェアについて主夫目線で解説しています。
家事の効率が上がれば、自分の時間が増えます。
自分の時間が増えれば、趣味や副業などの時間もつくれるようになりますので、この記事をヒントにしていただき毎日の時間を有効活用しましょう!
2020年5月から主夫やってます。家事や主婦の大変さに気づき、独自の考えと書籍などから学んだ内容で家事を効率化し情報発信しています。
家事を効率化するためには?
家事を効率化するために必要な考え方は3つあります。
- 自分に合うアイデアを盗む
- 本当に必要な道具にお金を使う
- 継続する
簡単に言うと、盗む、お金を使う、継続の3つです。
家事の効率化をするためにはいろんなアイデアがありますが、正しく活用できなければ意味がありません。正しく活用するためにはこの3つの考えが重要になってきますので、しっかりと理解していただけたらと思います。
考え方を教えられても、「そもそも家事のやる気がでないよ…」という方は、別の記事で「前向きにするコツ」を紹介していますのでそちらを参考にしてください。
①自分に合うアイデアを盗む
巷には家事について、いろんな情報が溢れています。
雑誌、本、インターネットなどで非常に多くのアイデアが紹介されており、手軽に誰でもアイデアを盗むことができますよね。
しかし、家事は家庭の数だけ形があります。
家の広さ、家族構成、旦那さんの協力度…などに影響されてしまうので全てのアイデアが通用するわけではありません。
まずは自分が負担に感じていること、改善したいと思っていることを書き出して、それについてのアイデアを選ぶことが効率への近道です。
私が考える、家事の効率化に有効なアイデアとしては
・断捨離
・収納
・家事シェア
などがおススメです!。
「家事シェア」とは家事を夫婦間、家族間で分担することを言います
特に改善案が思い浮かばない場合は、このあたりを実践してみてください。
しかし、「家事シェア」については、取り組みを始めるにあたって注意があります。
家事シェアは最近いろんなメディアで推奨されて、興味がある方も多いかと思いますが、「本当のところどうなのか」を後半に伝えしますので、取り組みの注意点として参考にしてください。
②本当に必要な道具にお金をかける
家事を効率化するための便利グッズやDIYアイデアなどは本当にたくさんありますし、私も100円ショップで便利グッズを見るとつい買ってしまいます。
しかし、家事効率グッズを買うときやDIYするときに「本当に必要なのか?」一度考えてほしいです。
例えば、「段ボールをビニール紐で簡単に縛れるグッズ」
こんなのです↓
段ボールをまとめてゴミに出すタイミングは、多くても1週間に1回です。
本当に必要ですか?
その週1回のために購入して、保管して置く場所を考えたり、場合によっては使うときに探したり…となってしまったらかえって無駄は増えてしまいます。
グッズはとても良い機能なので、しっかり管理して活用できれば問題ありませんが、なかなか難しいのではないかと思います。
あったら便利というものは、無くても問題ないものがほとんどなのでいつのまにか使わなくなってしまう可能性もあるのです。
本当に必要なものとは、毎日使うことができ、これがあれば自分の家事時間が確実に減る!といったもののことです。
・お掃除ロボット、食洗器などの家電
自動でほとんどやってくれるので、確実に時短になります。
・汚れがこびりつかないフライパン
汚れ落としに時間がかからないだけでなく、ストレスフリーに!
・ウェットシート(床やテーブル、窓拭きできるもの。)
使い捨てなので、使ったら捨てるだけ!雑巾を洗う手間が省けます。
濡れているのでわざわざ雑巾を水で濡らしたり、洗剤を付ける手間もありません。
コストはかかりますが、確実に家事の効率があがります。
家庭によって、かけれるコストが変わってくるので自分の家事スタイルに合わせたものを選ぶことが重要です。
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③継続する
いろんな家事の本を読んで、アイデアを吸収して、勉強することはとてもよいことです。
しかし、ノウハウコレクターになっていませんか?
私は、まさにこのタイプで、アイデアを吸収して1回やっただけで家事ができる気になっていました…。
でも、それでは日々の効率に繋がりません。盗んだアイデアはあくまで人のものなので、教えられたものや、与えられたものって人間はなかなか継続できませんよね?
子どもが自分で失敗したことを、必ず自分で学習して気を付けられるようになることと同じように、自分で実践を続けてまずは自分のルーティーンにしっかり組み込まないと効率改善には繋がりにくいです。
自分で取り入れたアイデアや自分で考えた道具は毎日使い続けれるように自分自身で意識的に継続しましょう!!
家事シェア 実際はどうなの?
「家事シェア」実際どうよ?ということで、ここでは夫婦間の家事シェアについて記載しています。
世の中の主婦の方々が注目する「家事シェア」というワードだと思いますが、
結論、「家事シェア」は相当難易度が高いです。
なぜなら、「夫婦間で家事意識のレベル感を合わせる」ことが非常に難しいからです。
いきなり、否定から入ってしまいましたが、「家事シェア」自体を否定している訳ではありません!!笑
日本も共働き世帯が増え「家事シェア」という考え方も広まってきています。
しかし、日本ではまだまだ男性の「家事に対する理解度が低い」のが現状です。(もちろん、世の中にはとても理解力のある家事男子はいますよ!)
http://general-research.co.jp/report16/より出典
上のグラフは共働き世帯の家事意識調査です。
自分が担当する家事の割合について、男性の60%が未満が3割以下と回答し、女性の70%以上が7割以上と回答しています。これにより、共働きであっても、女性の方が家事を多くこなす割合が圧倒的に多いことが判ります。
それに反比例するように男性の家事割合が低いことから考えると、やはり家事は女性がやるものだと考えている人は多いのではないでしょうか。このように家事に対する意識が違う中で、家事をシェアするというのはなかなか難しいです。
家事も仕事と一緒で、チームで成功させるためには、理解度、意識の統一が必要不可欠です。
しかし「家事」についての考え方は、文化的に根付いているものがあったり、育ってきた家庭によって多様化していたりするため、すり合わせには困難なことが多いのです。
そのうえで、家事シェアの心構えとして「男女で家事に対する意識レベルの差がある」ということをしっかり理解しておいてほしいと思います。
意見の食い違いは仕方ないと割り切ることも必要です。
家事シェア 成功させるためには
ここからは「家事シェア」成功のヒントになります。
私が現在、主夫だから言えることなのですが、男性は実際に主夫をやってみないと本当の家事の大変さは理解できません。
このことが、意識レベルを合わせることの難しさの原因になっていますので、これをクリアしない限り「家事シェア」を成功させることは難しいと思って下さい。
ここで、我が家の家事シェアの例を出します。
それは私が主夫になる前のことで、サラリーマンとして働き、妻が専業主婦をしていた時の話です。
妻から家事を頼まれることがまれにありましたが、
(家事?めんどくせー。こっちは仕事で疲れてるんだよ!)
って正直、いつも思っていました。
しかし、我が家は転勤族でしたので、見知らぬ土地に連れてこられた奥さんのストレスはたまる一方…。
そんな環境から、家事や育児が奥さんにとって負担になりやすいことが沢山あったので、できるだけ私も家事を頑張ったのです。
料理や洗濯をしたり、休みの日は子供の幼稚園の送り迎え…しかし、内心では「なんで俺が?」って思うことも多々ありました。
むしろ、
(協力的な夫ですけど?)
なんて横柄な態度をとってしまうことも…。サイテーですね。
協力したいという気持ちはあっても、本心は不満ばかりだったのです。それは、自分はあくまで「手伝っている側」という心理が働いていたんじゃないかなと思います。
今思えば、本当にごめんなさい。って気持ちでいっぱいです。
過去の私のように、表面的に理解しているようでも、仕事で疲れていることなどを理由に実際は家事がやりたくない旦那さんは多いはずです。
それは、本人に原因があるわけではなく、日本では「家事=女性」という悪しき文化が根強く残ってて、そういう環境で旦那さんも育ってきたことが原因です。
当たり前のように自分の母親が家事をして、当たり前のように父親が家事をしなければ、誰でもそういう考えになっちゃいます。過去の自分に対する言い訳かもしれませんが。
その意識を変えるとなると、やはり時間はかかります。
どうしても「家事シェア」を実現したい場合は、相手の協力的な姿勢も必要ですが、シェアをしたいと思う側も、根気よく話合う姿勢が必要です。
あとは、徐々に家事に慣れてもらう必要はありますが、中途半端にゴミ出しだけとか、たまに風呂掃除してもらうとかでは意味がないと思います。
中途半端だと、家事の本当の大変さが分らず、逆に「俺やってます」アピールにつながる恐れもありますので笑
生活スタイルと家事の適正も考えたうえで、ある程度のボリュームをシェアして、大変さもシェアできるようにするのがオススメです。
まとめ
後半は家事シェアの内容ばかり紹介していましたが、道具でもアイデアでも家事の効率を上げるためには「自分や家庭にあったやり方を見つけること」が重要です。
もちろん、いろんなアイデアをとりあえずやってみるということも大切です。
しかし、本当に意味があるかな?ちゃんと活用できるかな?理解し合えるかな?と一度立ち止まって考えることで失敗や無駄は減らせます。
できることからで大丈夫なので、気楽に取り組んでほしいと思います。